今回は「You」メッセージ、「I」メッセージのお話をしながら、自己肯定感高め方を説明させて頂きます!
自己肯定感とは「自分は大切な存在だ」「自分は愛されている」という思いです。
自分はできない!
難しいからいや!
と言って子どもが何もしてくれないとお悩みの方も多いと思います。
私もかなり悩みましたが「You」メッセージ、「I」メッセージを理解することで変わりました!
「You」メッセージ、「I」メッセージを意識することで・・・
・子どもにとって居心地のいい家庭になる!
・子どもが自分から行動するようになる!
・子どもの自己肯定感が高まる!
まずは、「You」メッセージ、「I」メッセージの違いを見ていきましょう!
「You」メッセージ、「I」メッセージの違い
これは仕事(ビジネス)などで聞く事もあると思います。
簡単に家庭に当てはめて例を出すと・・・
・食べたらお皿を片づけてね。
・危ない遊びはしたらダメよ。
・もっと早く帰ってきてね。
・いつまでゲームしてるの!
・もっと早く準備して!
上の言葉は「You」メッセージに当たります。
全部「あなた=YOU」を主語にして、相手に要求する言い方になってしまいます。
では、「I」メッセージだとどうなるのか見てみましょう。
・食べたらお皿を片づけてくれたら嬉しいわ。
・危ない遊びをしたら心配になるわ。
・早く帰ってきてくれたら安心する。
・そろそろゲームやめてくれたら嬉しいな。
・もっと早く準備してくれたら助かるわ。
「Iメッセージ」とはその名の通り、「わたし」が主語になったメッセージです。
なんだしょうがねーなやってやるよと動きたくなってきませんか?なってこない?
では、私が以前上司に言われて以来忘れられない「Iメッセージ」を語らせてください!
褒めるときの「Iメッセージ」はさらに効果的!
上司と一緒に行っていた会場の体育指導が終わった後の話です。
毎回だらだらと話しながら帰るのですがその日は上司がすごく気分よさげでした。
なんかいいことあったのかなと全然見当もつきませんでした。
「今日はすごく良かったぞ!出来ていない子を自分からフォローに回ってその後に出来そうだから見てくださいと言ってきてくれた!その時、俺はお前の成長を感じて嬉しくなった!」
忘れられない!と言いながらこんな感じだったかなと、うろ覚えな私です。
ただ、その時の嬉しかった思いは少しも色あせていません。
その当時は「Iメッセージ」なんて言葉は知りませんでしたが、これが「Iメッセージ」の力なんです!
これが「Youメッセージ」だと
「今日は出来ていない子を自分からフォローに回ってその後に出来そうだから見てくださいと言ってきてくれた!よく頑張った!」
嬉しいのは嬉しいですが心に残るほどのことじゃない気がします。
おれは成長したんだなと感じただけかもしれません。
しかし、「Iメッセージ」で伝えてくれたことで、
・自分の力でこんなにも人が喜んでくれた!
・自分はこんなにも役に立つ素晴らしい人間なんだ
と思えるんです。
そう!自己肯定感が育っていくんです!
「Iメッセージ」が自己肯定感を育てる!
幼い頃に両親からひどい仕打ちを受けたという体験は、孤独感や無力感を伴った低い自己肯定感を形成します。
一方、いつも誰かから褒められた、認められたという体験は、安心感や満足感などを伴って高い自己肯定感を形成するのです。
自己肯定感が育てばこんないいことがあります!
・自分に自信を持つことで、さまざまな物事に対してポジティブに考えられる
・友人やパートナーとの関係、趣味や好きなことなどもうまくいくようになる
・失敗しても失敗と向き合い、改善点を見つけられる
まとめ
・主語を私にすることで言葉が柔らかくなり、子どもが自発的に動きたくなる!
・誉め言葉にプラスして使うことで忘れられないほど嬉しい誉め言葉になる!
・自己肯定感が育ち、様々ないいことが起きる!
何かしてほしい時に使う「Iメッセージ」もとても便利ですが是非、褒めるときにも使ってほしい!
誉め言葉+自分の思い、気持ちを足してあげれば完璧です!
皆さんが「Iメッセージ」を使いこなして家庭が少しでも明るくなれば「私は」嬉しいです!
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