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アカシア体操教室について

当クラブは体操を通して豊かな人生を歩めるようともに成長していきたいという思いから設立した体操教室です。体操ができるようになるのはもちろんの事、体操を通して色んなことに挑戦できる心をはぐくんでほしいと思っています。挑戦できる強い心は自信(自尊心)から生まれてきます。自分なら次はもっとうまくやれると自信に満ち溢れる心を共に養っていきたいと考えています。

代表 橋本 洋介

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子どもが自分勝手で何とかしたい親必見!罰を与えない上手な叱り方4か条を知ることで協調性が身に付きます!

最近はコロナ禍で休みの日は公園で遊ぶことも増えてきていると思います。

そんな中でこんなトラブルはありませんか?

・公園などで友達と楽しそうに遊んでいると思ったら友達のおもちゃを奪い取り勝手に遊ぶ。

・兄弟姉妹で遊んでいたと思ったらいつもケンカしだしてしまう。

・順番を守らずに遊ぶ

などなど・・・

これにはほんとイラッときますよね。笑

でも大丈夫です!今回の記事でしっかり解決に導いてみせます。

私も体操指導の際にこのような子どもは何人も見てきました。

・一番になれないと割り込んででも一番になる。

・かけっこの際に早い子の服を引っ張る。

上記の子の指導はなかなかに骨が折れましたが最後にはしっかりとお話を聞いて、お友達のために拍手したり、応援してくれるようになりました!

もちろん怒鳴って従わせたわけではありません。こんなことをしても短期的には上手くいきますが、その怒鳴ってくる怖い先生の前以外では平然と同じことを繰り返します。

これではまったく意味がありませんからね。

前置きが長くなってしまいましたが早速、罰を与えないでもできる叱り方を学んでいきましょう!

目次

上手な叱り方4か条!

  • 【ダメ!】【違う!】【やめて!】は止めにする
  • 結果ではなく頑張ったことに目を向ける
  • なんでしたらダメなのかの理由を説明する
  • 親の気持ちを正直に伝える

ではひとつずつ解説していきます!

【ダメ!】【違う!】【やめて!】は止めにする

子どもに対してつい言ってしまうのがこの言葉です。

もちろん子どもが危険な状態(道路に飛び出しそうなど)にあるのを止める場合には必要になってきますので絶対にダメというわけではありません。

何度も【ダメ!】【違う!】【やめて!】などの否定的な言葉を使っていると脳が怯えを感じてフラストレーションが爆発しやすい状況になります。

緊急事態以外ではなるべく使わないように意識しましょう。

では、どういった言葉掛けがいいのか。

それは、【肯定】から入るという事です。

さっきの否定とは真逆の言葉ですね。

どういった言葉かというと【そうだったんだね】【分かる】【○○したかったのね】といった言葉です。

自分の気持ちを肯定してもらった子供は、反発せずに自分や他人の気持ちに寄り添う柔軟性が生まれます。

ただ、肯定するだけで終わってしまうとこちらが子どものわがままを受け入れて終わってしまうことになりかねません。

これではわがままはエスカレートしていきます。

子どもの気持ちを理解し、肯定することができたら最後は手を差し伸べてあげましょう。

たとえば、部屋を走り回って遊んでいる場合にすぐに「走り回って遊ばないの!」と否定の言葉から入らずに、「走るの楽しいもんね!」と肯定の言葉から入り、でも座って遊ぼうねと声をかけましょう。

結果ではなく頑張ったことに目を向ける

これは褒めるときも同様に意識してほしいことではありますが、叱るときも大事になってきます。

では結果ではなく子ども自身に対して叱るとはどういう叱り方かというと

「40点しか取れないなんて、ひどい、頭が悪い!」

「やり方が悪いんじゃない?」

「だめ(できない)と思った!」

「着替えるの遅い!準備が遅い!」

こういったことを言い続けてしまうと、子どもはどうせできないという無力感を覚えるようになり、やらない。やりたくないと自分勝手なことを言い出してしまいます。

では、どうすればいいかというと、着替えが遅いで例を出しましょう。

「早く着替えるの難しいね。どうやったら早く着替えれるかな?」

これを繰り返すだけです。遅いから早くしてと言われても遅いという事実だけが子どもの中に積み重なっていきます。

親の早くしてほしいという願いは全くと言っていいほど届きません。

大事なのは子供を否定する声掛けはしてはいけないという事です。

それで解決することはありませんし、子どもの自身もどんどん奪っていきます。

なんでしたらダメなのかの理由を説明する

先ほどから何度も記しておりますが、否定の言葉から入らないことが大事になります。

子どもの気持ちを肯定したらさらになんでダメなのかをしっかりと説明しましょう。

子どもに罰(ご褒美を取り上げることや体罰)を与えても意味がありません。

子どもはいかに罰を避けるかだけを考えるようになります。

これが嘘の始まりであり、言い訳の始まりでもあります。

こうなると自分のしたことを反省することはなくなり、怒られない環境なら自分勝手なことでも平気でやってしまいます。

では、お友達を叩いた時を例に題してみましょう。

まずは前回同様「叩いたりしたらダメでしょ!」と厳しく否定するのではなく、「お友達がどう思ったのか、自分がされたらどう思うのか」をしっかりと説明しましょう。

しかし、小さい子はなかなか他人に自分を重ねることは難しいことです。

そんな時は「お母さんが叩かれたらどう?」と言ってみてください。

身近にいる親だと自分を重ねやすくなります。

是非、お試しください。

親の気持ちを正直に伝える

皆さんはIメッセージというのを知っていますか?

反対のYOUメッセージというものもあります。

これは子ども中心ではなく自分中心で語り掛けることです。

例えば、「お着換え早くなってくれたらお母さん助かるんだけどなぁ」なんてのがIメッセージですね。

「早くお着換えしないと」なんてのはYOUメッセージです。

Iメッセージ + 先ほどの3つを合わせるとなおいいですね!

「お着換え早くなってくれたらお母さん助かるんだけどなぁ。遅くなると園バスに乗れなくなっちゃうから今度、早く着替えられるように一緒に頑張ってみようね!」

親自身が自分の気持ちを示すことで子どもは相手の感情を思いやれるようになってきます。

ここまでくると自分勝手な行動はだんだんとなくなってきます。

中には相手の気持ちがわかるようになってきて頼れるリーダーみたいな存在になる子もいます!

まとめ

大人はついネガティブな部分に目がいってしまい、子どものほんの少しの成長を見逃してしまいがちです。

こういったネガティブな部分に目がいってしまうことを心理学用語で「ネガティブバイアス」なんて呼んだりもします。

子どもが頑張って着替えてもボタンが掛け違っていたら、その掛け違いばかりに目がいってしまい、一人で着替えたという部分が見えなくなってしまいます。

成長しない子供はいません。

ネガティブな部分に目をつむり、ポジティブな部分をしっかりと見てあげてください。

自然とできないことも減っていきます。

そしたらそこも褒めることができる。

いいことの連続です。

子どもが自分勝手だと感じた場合はまずは自分の叱り方を振り返ってみてください。

応援しています!!

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