子どもが努力しない、すぐに難しいからとあきらめてしまう。どうすればいいの?
そんな人のための具体的な解決策をお教えします!
子どもはこれまでの褒め方で心の在り方が決まってしまう!
まず、結論から言わせてもらうと、子どものやった過程、努力を褒めることです!
何言ってるのかわからないと思いますので例を出して説明していきます。
テストで100点取った!
素晴らしいですね!是非褒めてあげましょう!
①「すごいね!○○は天才だね!!」
②「すごいね!○○頑張ったもんね!!」
二つの違いが理解できますでしょうか。
①は子どもの能力を褒めています。②は子どもの努力を褒めています。
この違いで今後この子どもたちがどう違ってくるのか見ていきましょう。
能力を褒める・努力を褒めるで心の在り方が変わる!
では①の子どもを見ていきましょう。
子どもはこう思います。
こんな難しいテストで100点取れるなんてぼくは天才なんだ!嬉しい!
次のテストでも100点を取れたらいいですがそう簡単にはいきません。
それでも頑張って95点取ったとしましょう。
子どもはどう思うでしょう。
100点取った自分は天才。では100点取れなかった自分は・・・?
そういった思いが出てくると100点取れないテスト(勉強)は嫌だ。
自分が天才じゃないと思わせてくるテスト(勉強)は嫌いだと距離を置いてしまいます。
では②の子どもはどうでしょう。
子どもはこう思います。
こんな難しいテストで100点取れるぐらい頑張ったんだ!僕はすごい!
こっちの子も頑張りましたが次のテストでもでは100点を取れませんでした。
それでも頑張って95点取ったとしましょう。
子どもはというと
100点は取れなかったけど頑張った!次はもっと頑張ればとれるかもしれない!
天才になりたい、天才でありたいわけではなく、努力することで褒められることを知っていますからこんな事で、くじけたりはしません。
実際にこんなすぐに効果は出ないでしょうが親の意識一つで変わってきます。
なんで努力がきらいになるの?
まず努力しない子は
・自分の能力は【このぐらい】とじぶんで決めてしまっている
・100%でなければならない
・頑張らないとできないのはカッコ悪いと思っている
ということです。
スタンフォード大学発の【マインドセット:「やればできる!」の研究】という書籍によれば
研究に参加してくれている生徒たちに、人間の能力は変化していく(本書ではしなやかなマインドセットと呼ばれています。)という説明をしているとジミーという、無気力で投げやりな生徒が目に涙を浮かべてこう言ったそうです。
「ぼくはバカだと決まったわけじゃないんだね」
ジミーは頑張らないとできないのはカッコ悪いのではなく、頭はそうやって賢くなっていくのものだと気づいたそうです。
その日を境にきちんと宿題を出し、返されたものに間違いがあってもしっかりと見直すようになりました。
結論
・子どもが努力しなくなるのは子どもの問題ではなく、周りの影響であること。
・子どもはいつからでも変われる。変われることを知ることが大切である。
・初めから100%は目指すものではない。何度も失敗しながら
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