子どもの人見知りってホント困りますよね。
みんなに相談したら、
成長の証だから。
そのうち治るから。
気にしすぎじゃない。
子どもなんてそんなもの、心配しなくていい
と言ってくれますが自分にできることはしてあげたいのが親ですよね!
分かります!
毎回毎回、挨拶できなかったり、お話できなかったりだと発達障害を疑ってみたり、つい厳しくしちゃいますよね。
話しかけてきてくれたのに失礼じゃない!
せめて挨拶ぐらいはしてくれないとこれからが大変じゃないのかと、心配事が後を絶ちません。
今日はそんな子を持つお母さん、お父さんができることを1つお話させて頂きます!
いきなり人見知りが治る!ということはありませんが将来、子どもが立派に育ってくれるようにと願いながら、始めていきましょう!
意識することは、決定権のすべてを親が持たない事!
つい、子どもが危ないことや新しいことを始めようとするときに親がルールを決めてしまいたくなりますよね。
これは危ないからダメ。
これはまだあなたには早いからダメ。
本当にこの気持ち、よく分かります!
出来れば子どもには痛い思いをしてほしくないし、失敗を経験してほしくないと思いますよね。
ただ、そういったことを続けていくと子どもはこれはどうかな。やっても怒られないかな。と親の顔色を伺うようになってきます。
そうすると、自分からという気持ちが少しずつ低くなってきます。
そのうち、新しい事にチャレンジしなくなり、自己肯定感(自分の価値や存在意義を肯定できる感情など)がなくなってきます。
これが人見知りの原因です!
自分からなんでも自信を持ってする子どもに人見知りの人って中々いないですよね。
人見知り、恥ずかしがり屋の子どもは子どもながらに自分のことをどう見られるのか、とても気にしています。
そこに親が挨拶しなさい!なんて催促しちゃうと挨拶しない自分はやっぱりダメなんだとさらに塞ぎ込んでしまいます。
大事なことは普段の環境です。
まずは子どもが自信(自己肯定感を高められる)をもってもらえるように
子どもが自発的に行動できるように、ルールを決めすぎないようにしましょう。
それでは、ルールを決め過ぎない秘訣をお教えします!
子どもから選択肢を奪わないルールの決め方
- 子どもと一緒に話し合うこと
- 子どもから学ぶという姿勢をもつこと
- 子どもの意見を否定しない
- 提案することで子どもに決定権を持たす
では、順に説明します。
1、子どもと一緒に話し合うこと
これはそのままですね。
こっちが一方的に決めずにこれはここが危なそうだね。どうしたらいいかな?
上手くするにはどうすればいいかなと一緒に考えることです。
2、子どもから学ぶという姿勢をもつこと
結構大事なことですが子どもって結構色々と考えています。こっちが思いもしないことが飛び出してきます。それを楽しみに一緒にルールを決めてみましょう。案外、すごくいいルールが見つかるかもしれません!
3、子どもの意見を否定しない
さっきの子どもから学ぶという姿勢で聞いているといや、それは絶対違うでしょと思うことも多々出てきます。しかし、きっぱりと否定してはいけません。子供と話し合いながら妥協点を見つけ出しましょう。
4、提案することで子どもに決定権を持たす
そろそろルールが決まってきたらこういうことで良い?と最後に聞いてあげてください。そうすることで自分で決めたという思いがより強くなります!
大事なのは、子どもを信じてあげること!
これは本当に大事なことです。
うちの子は出来る!必ず出来るようになると信じてあげてください。
でも、自分を信じてはいけません。
私ならこの子を立派な子どもに育てることが出来る!なんて思っていたら、理想と違うだけでなんでなの!と、疲れてしまいます。
私も長い間、体育指導をしてきました。
若い頃はこの練習方法が一番効率がいい。だからこの練習方法を子どもたちにやらせようとしてきましたが中々上手くなりません。
全然言ったとおりに練習してくれない。思った通りに子どもが動いてくれないと当時はイライラしていました。
今はどうしているかというと子どもたちに練習方法を決めてもらってます。
流石に1から考えさしたりはしませんが。
ある程度のベースを決めたら子どもに相談します。どうしたらもっと上手に跳べるかな?と聞くと必ず意見がかえってきます。それを少しずつ取り入れることで子どものやる気が段違いです。
与えられた課題よりも自分から考えた課題のほうがやっていて楽しいですからね。
これを人見知りに置き換えてみましょう。
人見知りを克服していきましょう!
子どもがペラペラと喋れるようになって欲しいという気持ちはよくわかりますが、挨拶もまだ満足にできない子に対してそれは少し酷ですよね。
なのでまずは自分から挨拶をしてほしいというところから始めましょうか。
もっというと相手の話に頷いたりするだけでもいいかもしれません。
この時、気をつけてほしいのは出来るようになりたいと子どもが微塵も思ってなかったら難しいということです。
その時は子どもが挨拶したくなるように挨拶のメリットをしっかりと伝えてあげましょう。
子どもとの目標が合致したら後は信じてあげるだけです。
それでも我慢できずにこう言ってしまいそうですよね。
何でできないの!?
約束したでしょ!
しかし、ここはぐっと我慢。うちの子は出来る!うちの子なら大丈夫と信じてあげましょう!
一緒に目標を決めた仲間(親)がいきなり敵に回ったりしたら地獄ですよね。
一番のアドバイスは、信じて見守ることなんて言葉はよく聞くと思います。
転ばない方法よりも転んだ後にどう立ち上がるかを子どもに教えてあげてください。
今日は人見知りとしてお話をしてきましたが他のこと(ほかの悩み)でも役に立ってくる思想です。
まとめ
1.親がひとりでなんでも決めない
2.何事も子供と一緒に相談しながら進めていく
3.子供の意見を否定しない
4.子供を信じてあげる
以上のことを意識して一緒に人見知りを克服していきましょう!
もし、目標達成が難しかったら目標を下げてからまた挑戦しましょう。
それでも子どもが大丈夫というなら信じて大丈夫です!
結局子どものやる気には敵いません!
子どもが自分からどんどん進んでいけるようにひたすら信じて見守るのみです!
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